野球をつまらなくするCS(新制度ファイナルバトルの提案)
2010/10/06 神澤隆
時にはアンフェアすれすれのことまでやる、そんな死闘もあるのがプロ野球の魅力。ところが最近の3位までに入れば日本シリーズ出場のチャンスがあるシステム(CS)は魅了をそぐのみならず公正な勝負の観点からもおかしくはないか。
そこで私はCSの魅力を残しながら公正・公平感も満足できるよう次のような改革(Final Battles以下FB)を提案したい。
1 年間勝率第1位、全球団に勝ち越し、セパ交流戦自リーグ1位の3要件を満たした完全優勝者が出た場合は、FBは実施しない。
2 完全優勝者が無い時は、3ゲーム差以内の最大3チームの間で、FBを行う。挑戦者はゲーム差と同数のハンディを負って上位者に挑戦する。ゲーム差0で並ぶ前に一敗すれば、挑戦者は敗退(Sudden death)。ゲーム差が0になった時点で、勝者は勝率によって決定されず、もう一試合行い勝者を決する。
3 3ゲーム差以内に4チーム以上いるときは、勝率による上位3チームの間で、先ず2位と3位のチームの間で、2に準じて、ゲーム差と同数のハンディを設けて挑戦者を決定する。この勝者と首位チームとの決戦の実施方も2に準ずる。